交戦規定は主に軍の行動範囲を縛るものであり、軍の暴走を防げるメリットはあるものの、慎重に審議しなければ、自国の軍がまともに機能しなくなるデメリットもあります。特に今日の日本では「軍の暴走」というのに洗脳され、デメリットが考えられない傾向にあります。
今回の論文では、フォークランド紛争におけるイギリスの原子力潜水艦の交戦規定(行動範囲の縛り)を例に解説されております。当交戦規定において、「敵識別が確実なもの」などと、今の自衛隊の問題点にも関連するような事例が書かれています。自衛隊の潜水艦の敵識別問題は前回紹介した中村さんの動画でも取り上げられておりました。此方も参照して、この論文を一読なさるとより一層理解できると思います。
militarywa
中村さんの動画の紹介
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