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デルタ・スプレッドについて 〜ケルト十字との違い〜

デルタ・スプレッドについて 〜ケルト十字との違い〜

既存のスプレッドに『ピラミッド』があります。
しかし従来のピラミッドよりも一段多く、内容も大きく異なるのが今回の『デルタ・スプレッド』。




1.自分の気持ち/現状

2.現在の関係性

3.障害/対策

4.相手の気持ち/現状

5.未来の関係性(もしくは未来の自分の状況)

6.障害/対策

7.相手の状況や感情

8.アドバイス

9.アドバイス

10.最終結果




1(自分)と4(相手)の間に、障害という名の2,3(壁)があるイメージです。
段が上がるごとに2人の距離は縮まっていき、最終的にはくっつくことを目指すイメージの元に作成されたスプレッドです。

一般的なケルト十字と枚数は同じなので、うまく使い分けていくことで多様性が広がるかと思います。

ちなみに並べ方は、【1⇨4⇨2⇨3⇨5⇨7⇨6⇨8⇨9⇨10】で私は行っております。
もちろん、数字通りの順番でも構いませんので、しっくりくる順番で並べてください。




では、ケルト十字とどのように使い分ければいいのか?

『ケルト十字』は、根本の問題を浮き彫にするスプレッドです。
本人が気づいていないことも多いため、軌道修正を図ることが多くなります。

一方で『デルタ・スプレッド』は、距離を縮めるために生じる困難を乗り越えることを前提としています。

以上のことから、

・ケルト十字⇨カップル、夫婦の関係性に特化
・デルタ・スプレッド⇨片想い、離縁後の関係性に特化

の使い分けが理想です。

また、デルタ・スプレッドは、ケルト十字よりも「相手の気持ち」や「相手の状況」にも特化しております。
カップルや夫婦でも、心の距離が大きく離れているなら最適です。




ただし注意点として、『ケルト十字』は細分化しているがゆえにリーディングしやすいのが特徴です。
一方で『デルタ・スプレッド』は、一つ一つの範囲が広いことから、リーディングの方向性を掴むのがやや困難です。

とはいえ『ケルト十字』は、似た意味を持つ項目が多いことから、ハッキリと分かれている『デルタ・スプレッド』が簡単だと思う人もいるでしょう。

やりやすいスプレッドから始めて、徐々に精度を高めるためにも使い分けていただければと思います。

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